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2017年01月

2017年01月26日

ヘレンケラーのエッセー「目の見える3日間」

仕事が進まない・・・そんな時は
クラシックを聴きながら♬読書📚

当たり前の事ですが、忘れてしまいがちな、とても大事な事。

ヘレンケラーのエッセー「目の見える3日間」
ーハーバードの人生を変える授業より抜粋

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地球の美しさや、神秘の中に生きる人は、
孤独を感じたり、人生に疲れたりすることはない。
          ―生物学者・レイチェル・カールソン

人生のすばらしさを味わいつくす

心理学の研究によって、幸福感の40%は「選択」によって決まると明らかにされています。

 自分達を取り巻く世界の何を見るかは、かなりの部分まで選択にかかっています。私達は日々時間をかけて、目にするものの中に、美しさ、ユーモア、魅力、神秘をみつけようとしているでしょうか。
 バスに乗って仕事に向かうとき、ただぼんやりと窓の外を眺めているだけでしょうか。それとも、空の色や雲の形に意識を向けているでしょうか。
 小さな犬が歩道を走っている様子を見て、そのおかしな走り方をほほえましょうと思ったりしますか。お年寄りの女性が玄関からゆっくりと出てくるのを見て、思いやりの気持ちや敬意、心の痛みを感じますか。
 考え事に没頭したり、用事をしているときに周りのものに気がいかなくなってしまったりするのは、ごく自然なことです。ときには頭を休めてぼうっとするのも悪くはありません。しかし、何かをしているときに、そのことにしっかりと意識を向けることで、私たちはより健康で幸せになれます。

「マインドフル」に生きることを私たちは選択することができます。「マインドフル」とは感性を研ぎ澄まし、自分の感じている事をしっかりと味わうこと。
 食事をしているとき、皿洗いをしているとき、レポートを書いている時、車まで歩いているとき、私たちはぼんやりと何も考えずに行動しています。
 そんなときに、このマインドフルな感覚を思い出し、私達を取り巻く世界のすばらしさに意識を向けてみましょう。

五感を研ぎ澄ませる

マインドフルになるために私が一番お勧めしたいことは、ヘレンケラーのエッセー「目の見える3日間」を何度も読む事です。

 1歳7か月のときに病が原因で視力を聴力を失ったヘレンは、もしも3日間、目が見えて耳も聞こえたら何をするだろうか、ということについて書いています。
 このエッセーの中でヘレンは、森の中を1時間散歩してきた友人との会話を回想しています。そのときヘレンは友人に森の中にどんなものがあったかと尋ねました。すると友人は「別に何も」と答えたのです。ヘレンは森の中を歩いてきて「別に何も」ないなんてことがどうして言えるのだろうと思いました。

 ”目の見えない私から、目の見えるみなさんにお願いがあります。明日、突然目が見えなくなってしまったかのように、すべてのものを見てください。明日、耳が聞こえなくなってしまうかのように、人々の歌声を、小鳥の声を、オーケストラの力強い響きを聞いてください。明日、触覚がなくなってしまったかのように、あらゆるものに触ってみてください。明日、嗅覚と味覚を失うかのように、花の香をかぎ、食べ物を一口ずつ味わってください。五感を最大限に使ってください。世界があなたに与えてくれている喜びと美しさを讃えましょう。”

 私達に必要な事は、ときおり五感を研ぎ澄ませて、世界のすばらしさを感じ取ることだけです。

視覚と聴覚のないヘレンケラーは私達がどれほど恵まれているのかを気づかせてくれます。私達の周りや私たちの内側にある大切な宝物を、視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚という自らの五感を使って、私たちは直接味わうことができるのです。



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