aamall

2019年06月

2019年06月24日

社員の幸福度を上げる、成果に対する報酬について

幸福度についての2014年のブログに追記して
Undercover Bossという番組。大手企業の社長が新入社員になりすまし 会社のボトムラインで働き、社員の声を聞く番組がある。その番組に友人社長が出ていたので見ることに・・・なかなか面白いので、次の近所の会社の社長のエピソードも・・・。

どの企業も放送された社員、誰に見られなくとも会社の為に尽くしている勤続年数の比較的長い社員に7から1万5千ドルの報奨金(子供の教育費、クレジットカード支払い、借金、結婚式費用、両親呼び寄せ費用等 その個人にパーソナライズされた名目が決められたお金)と旅行(生計を共にするパートナーや家族、遠くにいる両親との旅行費用)が与えられた。
現金をただ与えるのではなく、用途の決まった現金と旅行、つまり物質ではなく経験を与えることにより、お金の10倍100倍影響力のあるプレゼントになるということをどの企業も知っているのです。
私の会社でも同じように、ラスベガス旅行やケロウナ旅行をしましたが。15年経過した今でもお酒の席では当時の馬鹿話が出てきます。家族の大きさにもよりますが、年俸750万を超えたらお金と体験で社員を労いましょう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2014年11月21日

通勤時間が22分増えた場合の幸福度の低下を相殺するためには、収入を30%増やす必要がある

「年収1000万以上」の求人、「年収1000万以上の人が常に意識していること」と言った本のキャッチコピー、不況になればなるほどついつい「年収1000万」というところだけに反応してしまいますが、最新のアメリカ国民を対象とした調査では年収550万円稼いでも、250万円しか稼いでいない人たちより満足度は9%しか増加せず、さらにプリンストン大学の調査では年収750万円に達すると、それ以上いくら稼ごうが、日常の幸福度の差に大きな変化は見られなかったそうです。

お金持ちになりたいのか。それとも幸せになりたいのか。

グーグルはかつて、業績トップの従業員たちに7桁のボーナスを支給していましたが、それをやめることにしたそうです。

グーグルの社内で行われた研究結果によれば、巨額の現金または株式による報酬は、争いの種になる場合が多く、「お金は人生の経験ほど重要ではない」という結論に至りました。

グーグルではお金よりも、もっと大切なものを社員に与えることにした。

グーグルは方針を変え、成果を出した従業員には報酬の代わりにグーグルの経営幹部たちと共に行く旅行をプレゼントすることにしました。採用担当のラズロ・ボック氏は次のように答えています。

「その旅行での経験、全社にわたる仲間と一緒に過ごす経験は、それに相当する金額を、いやその10倍の金額を与えた場合よりも、もっと強烈で貴重でした。そして、はるかに大きい影響力をより広く組織全体に与えたのです。」
物質的なものではなく、経験を提供。

またお金は「時間」ともよく比較されますが、チューリッヒ大学のブルーノ・フレイ氏の調査によれば、通勤時間がゼロから22分になった場合の幸福度の低下を相殺するためには、通常、収入が3分の1増える必要があり、昇給を迫ってボスを悩ますよりも、職場の近くに引っ越せば、同じくらい幸福度を増やすことができると断言しています。

職場の近くに引っ越せば給料が3割上がるぐらいの気持ちで。

平均的な人達は、1年のうちの2ヶ月をテレビを見る時間に費やしており、ヨーロッパ32カ国の1万人以上を対象に行われた調査では、一日当たり30分以上テレビを見る人は、30分未満しかテレビを見ない人よりも、人生に対する満足度が低いことが明らかになっています。

年収750万円を越えると、「お金を稼ぐこと」からは幸福度は上げることができませんが、「お金をどう使うか」によって幸福度は変化していきます。

マイケル・ノートン氏の調査によれば、スターバックスのコーヒーを自分に買った場合と、他人に買ってあげた場合とで、その日の幸福度を比べたところ、他人に買ってあげた場合の方が幸福度が高ったそうです。

次のステージへ:「どれだけお金を稼ぐかではなく、どのようにお金を使うか」

世界一の大富豪、ウォーレン・バフェットが財産の99%を寄付することについて、「この決定以上の幸せを感じたことはない」と述べているように、バフェットの投資の仕方よりも、バフェットのお金の使い方から学ぶことの方が多いのかもしれません。

個人資産から数兆円を寄付:「この決定以上の幸せを感じたことはない」

お金が無くても、楽しく生きていければそれで良いという根拠の無い楽観視はあまり説得力がありませんが、人生は「お金=幸せ」というほど単純なものでもなさそうです。

もし人生の目的がお金を手に入れることではなく、幸せになることだとしたら上司を説得して給料を上げてもらうよりも、通勤時間を減らしたり、テレビを見る時間を極力少なくすることの方が幸せになる近道なのかもしれません。

ちょっと視点を変えてみることで、大きな変化に気づくのではないでしょうか。




brilliantideas at 10:21|PermalinkComments(0)

2019年06月18日

繋がりビジネス サブスクリプション  ビジネスアイデア


繋がりビジネス サブスクリプション

 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

月額3000円の「飲み放題コーヒー」が儲かるわけ

月額3000円を支払えば、コーヒー飲み放題」。そのようなサブスクリプション(定期購入)形態のカフェが登場して、2年半が経過した。店の名は「coffee mafia(コーヒー・マフィア)」。現在、都内に3店舗(西新宿、飯田橋、銀座)を展開している。

顧客はあらかじめウェブ上で会員登録して、月額料金3000円(税込み)を支払う。すると1カ月間、来店のたびに1杯300円(同)のハンドドリップコーヒーを受け取れる。1日に複数回利用することもできる。

毎日ほぼ1回、利用されている
コーヒー・マフィアの運営会社である飲食店マーケティング支援企業「favy」によると、詳細は未公表ながら「会員数は着実に増加している」(高梨巧社長)という。

4月半ばの平日に飯田橋の店舗を訪れてみると、朝10時台にもかかわらず多くの顧客が来店していた。数えてみると、30分間で約20人もの利用者がいた。顧客は会員であることを提示するためにスマートフォンの画面をスタッフに見せ、支払いをすることなくコーヒーを受け取り、せわしそうに近くのオフィスビルへと消えていった。

サブスクサービスを開始した当初、高梨社長は「月10回で元が取れるので、月あたり十数回は利用されるかな」と見込んでいた。ところが、ふたを開けてみると、平均で月22回も利用されていることがわかった。コーヒー・マフィアは平日のみの営業なので、ほぼ毎日1回は利用されていることになる。

一度会員になったら、長期的にコーヒー・マフィアの顧客になる。継続率は100%に近い。新規の会員が増えるほど、売り上げが伸びていく。

ところが、想定以上に利用回数が多いとなると、気になるのは「この仕組みで儲けることができるのかどうか」である。3000円で22杯となると、単純計算で1杯当たりの売り上げは136円。一般的なカフェチェーンは最低でも1杯200円で販売しており、それと比較してもかなり安く提供している計算になる

西新宿の店舗には16席が設けられ、ランチの客も多い(記者撮影)
ましてや、コーヒー・マフィアは仕入れ値が高いシングルオリジンコーヒーの豆を使用する。当然のごとく、家賃などの店舗運営費やスタッフの人件費といったコストも生じる。

儲けの秘訣はスマートフォンでの会員登録にある。顧客はオンライン登録するため、店側には会員の年齢や性別、来店時刻などのデータが蓄積される。

狙いは効率的運営と「ついで買い」
大手の飲食チェーンでは楽天ポイントやTポイントなどの共通ポイントを利用し、顧客データを分析・活用しているところも多いが、その提示については顧客の任意だ。中小の飲食店にいたっては、顧客データをまともに蓄積できていない店がほとんどだろう。一方で、コーヒー・マフィアは顧客の購買行動をかなり正確に把握できる。

蓄積したデータを分析して、飲み物やフード、組み合わせメニューの開発に活用する。売れ筋商品や顧客の来店ピークが正確に予測できることもあり、廃棄や品切れといったロスもほとんどない。

また、毎日のように利用する「常連客」が多いため、スタッフは顧客の顔を覚え、自然にコミュニケーションが生まれる。そうなると「新しい商品はいかがですか」などと声を掛けることで、追加購入を促進できる。

つまり、サブスクサービスでのコーヒー販売は来店頻度が高すぎると利益が圧迫されるように見えるが、逆にデータ蓄積やコミュニケーションの向上により効率的な運営と「ついで買い」の商機を生むことができる、というわけだ。

ところが、想定以上に利用回数が多いとなると、気になるのは「この仕組みで儲けることができるのかどうか」である。3000円で22杯となると、単純計算で1杯当たりの売り上げは136円。一般的なカフェチェーンは最低でも1杯200円で販売しており、それと比較してもかなり安く提供している計算になる。


西新宿の店舗には16席が設けられ、ランチの客も多い(記者撮影)
ましてや、コーヒー・マフィアは仕入れ値が高いシングルオリジンコーヒーの豆を使用する。当然のごとく、家賃などの店舗運営費やスタッフの人件費といったコストも生じる。

儲けの秘訣はスマートフォンでの会員登録にある。顧客はオンライン登録するため、店側には会員の年齢や性別、来店時刻などのデータが蓄積される。

狙いは効率的運営と「ついで買い」
大手の飲食チェーンでは楽天ポイントやTポイントなどの共通ポイントを利用し、顧客データを分析・活用しているところも多いが、その提示については顧客の任意だ。中小の飲食店にいたっては、顧客データをまともに蓄積できていない店がほとんどだろう。一方で、コーヒー・マフィアは顧客の購買行動をかなり正確に把握できる。

蓄積したデータを分析して、飲み物やフード、組み合わせメニューの開発に活用する。売れ筋商品や顧客の来店ピークが正確に予測できることもあり、廃棄や品切れといったロスもほとんどない。

また、毎日のように利用する「常連客」が多いため、スタッフは顧客の顔を覚え、自然にコミュニケーションが生まれる。そうなると「新しい商品はいかがですか」などと声を掛けることで、追加購入を促進できる。

つまり、サブスクサービスでのコーヒー販売は来店頻度が高すぎると利益が圧迫されるように見えるが、逆にデータ蓄積やコミュニケーションの向上により効率的な運営と「ついで買い」の商機を生むことができる、というわけだ。


ユーザーとのつながりを徹底して考えよ
ここで肝心なのは、売り切り企業はこの先も売り切りを続けようが、サブスクリプションに転向しようが、「ユーザー有利」とはどういうことなのか、何をすればいいのか、改めて立ち止まらなくてはならないということです。

そのヒントは、「価値提案としてのつながり」を考えることにあります。

売り切りモデルの企業も、価値提案をしてきたはずですが、しかし実際には、たくさんの機能を盛り込むことをウリにするなど、プロダクトそのものだけを提案した企業が多いのではないでしょうか。

しかし、サブスクリプションにおける価値提案は、それでは不十分です。ユーザーのジョブ(用事)を見極めて、それを達成するために伴走しなければならないのです。

ユーザーは企業との関係性を感じない限り、継続して利用したいとは思いません。企業は、ユーザーが自身の目的を達成するためにユーザーの活動を認識し、その中で企業が補助できるタッチポイントを積極的につくることが求められます。

こうした一連のユーザーとの関係性を、私は「つながり」と呼んでいます。継続的に利用してもらいたいなら、継続的な関係性をいかに構築するか。それを徹底して考えることがサブスクリプションの本質なのです。





「サブスクバブル」で生き残る企業、消える企業
「ユーザー有利」はスタートラインにすぎない


サブスクリプションへの関心が急激に高まっている。あらゆる業界がサブスクリプションに乗り出し、バブルといってよいほどの様相を呈している。
しかし、残念ながら、言葉だけが独り歩きしている。月額定額制の導入だけでビジネスが生まれ変わり、高収益体質になると思っている事例が多くあり、これから淘汰が進んでいくであろう。ユーザーとの関係性を見つめ直し、確実に収益に結びつけるビジネスモデルを作り上げなければならない。
今回は、ビジネスモデルとマネタイズの観点から、サブスクリプションをはじめとする継続収益(リカーリング)モデルを初めて体系化し、『「つながり」の創りかた――新時代の収益化戦略リカーリングモデル』としてまとめ上げた兵庫県立大学教授の川上昌直氏が、サブスクリプションの本質について論じる。


あらゆる業界がサブスクに参入している
モノが売れず、売り上げが立たず、最終的に欠損を計上する企業があとを絶ちません。これまで、物を売って利益を計上する売り切りモデルを採用してきた日本企業は窮地に立たされています。


サブスクリプションは、基本的にはユーザーに「購入」を促すのではなく、「契約」して利用してもらう収益化モデルです。これは「所有」を前提としていた製品を「利用」に切り替えるという消費マインドにうまくマッチしました。

「契約」後は、月額や年額など期間で課金する「定額制」や、利用した分だけ課金する「従量制」といった課金形式で継続的に収益を生み出します。

このうち、広く知られているのが「定額制」のサブスクリプションです。

音楽配信サービスのアップルミュージックやスポティファイ、映像配信のネットフリックスなど、デジタル系サブスクリプションが登場した2015年頃から「定額制」は広く知られるようになり、今では高校生の間でも「サブスク」という言葉だけは定着した感があります。


デジタル系サブスクリプションの華々しい成功に追随するかのように、ここ1~2年の間で売り切りモデルの企業も、こぞって「定額制」に参入するようになりました。

コーヒー飲み放題、ラーメン食べ放題などの飲食系サブスクのほか、買うには躊躇していた何十万円もする高級ブランド品を月額定額で手軽に利用できるサブスク、さらには家電や自動車のサブスクまで登場するなど、モノ系サブスクリプションも浸透しました。

連日のようにCMや新聞の特集記事、テレビやネットのニュースでも定額制のサブスクリプションが取り上げられているのは周知のとおり。まさに今、「サブスクバブル」といえるほど活況です。

サブスクの本質は何か
1ユーザーから長く収益が継続するサブスクリプションは、売り切り企業にとって非常に魅力的に映ります。


しかし、企業がサブスクリプションを単なる「課金」の問題として認識してしまえば、本質を見誤り、機能不全に陥ります。

本質とは、何か。サブスクリプションがほかのビジネスモデルに比べて、「企業有利」ではなく、圧倒的に「ユーザー有利」だという点です。ここをきちんと押さえず、単に今の商品やサービスを定額制に変えても、失敗する確率は極めて高いのです。

サブスクリプションが「ユーザー有利」なのは、主にユーザーに対する「継続の拘束力」と「利益回収の時間」という2つの観点から見るとよくわかります。

(1)ユーザーに対する「継続の拘束力」
継続の拘束力とは、サブスクリプションを利用するユーザーに対する契約の拘束力の大小を表します
記事の冒頭で「サブスクリプションは、基本的にはユーザーに『購入』を促すのではなく、『契約』して利用してもらう収益化モデル」とお伝えしましたが、サブスクリプションにおける「契約」とは、ユーザーが主にネット上から名前や住所、クレジットカード情報などの登録をしただけで「契約関係にあり」とみなされ、利用を開始できることを指します。

ユーザーは、いったん利用登録をしてサブスクリプション状態になって月額定額利用をスタートさせても、不要になったサービスは、すぐさまネット上から解約できます。解約に関するハードルは極めて低いのです。

つまり、ユーザーにとって「継続して利用する」ことに対する拘束力が小さい状態です。継続するかどうかは、ユーザーの自由意思に委ねられています。

これと対照的なのが、サブスクリプションと極めてよく似ていて混同する人が多いリースやローンです。両者は、この「継続の拘束力」の観点から考えると、明確に線引きできます。

リースやローンにおける「契約」は、サブスクリプションとは異なり、法的な拘束力があります。月々の利用料が滞れば、とたんに延滞利息が発生します。契約によって縛られるので、いったん契約したら継続の義務を負うことになるのです。途中で辞めようものなら、多額の違約金を支払う可能性があります。すなわち、ユーザーにとって「継続して利用する」ことに対する拘束力が大きい状態です。

リースやローンよりサブスクリプションのほうが「ユーザー有利」なのは明白です。

(2)利益回収の時間
利益回収の時間とは、企業が利益を回収しきるのにかかる時間です
企業にとっては、利益を回収する時間は短ければ短いほど望ましく、ユーザーにとっては、時間をかけて回収してもらうほうが望ましいといえます。

サブスクリプションは、この点においてもユーザーに有利です。

20万円もする高級ブランド品のバッグを月額数千円で利用できるサブスクリプションが人気ですが、これは、自身の1回当たりの支払いの負担は少なく、でも高額商品を利用できるという大きなオトク感があります。これは、企業にとっては薄く長く利益を回収しなければならないことを意味しています。

企業は、ユーザーに簡単に解約されないよう、なるべく継続して利用してもらう工夫をしなければなりません。とくにモノ系サブスクリプションは、限界コストがゼロに近いデジタル系サブスクリプションとは異なり、原材料費や物流費がかかるため、そこに企業にとって必要な利益を織り込むと相当な課金回数を想定しなくてはなりません。

もっと言えば、私は、サブスクリプションはビジネスモデルの根幹を大きく変えたと思っています。なぜなら、「ユーザー有利」なサブスクリプションがこれだけ浸透したということは、大量にプロダクト(製品)をつくって売るだけの「企業有利」な旧来型のビジネスモデルは、もう通用しなくなったことを意味するからです。

ユーザーとのつながりを徹底して考えよ
ここで肝心なのは、売り切り企業はこの先も売り切りを続けようが、サブスクリプションに転向しようが、「ユーザー有利」とはどういうことなのか、何をすればいいのか、改めて立ち止まらなくてはならないということです。

そのヒントは、「価値提案としてのつながり」を考えることにあります。

売り切りモデルの企業も、価値提案をしてきたはずですが、しかし実際には、たくさんの機能を盛り込むことをウリにするなど、プロダクトそのものだけを提案した企業が多いのではないでしょうか。

しかし、サブスクリプションにおける価値提案は、それでは不十分です。ユーザーのジョブ(用事)を見極めて、それを達成するために伴走しなければならないのです。

ユーザーは企業との関係性を感じない限り、継続して利用したいとは思いません。企業は、ユーザーが自身の目的を達成するためにユーザーの活動を認識し、その中で企業が補助できるタッチポイントを積極的につくることが求められます。

こうした一連のユーザーとの関係性を、私は「つながり」と呼んでいます。継続的に利用してもらいたいなら、継続的な関係性をいかに構築するか。それを徹底して考えることがサブスクリプションの本質なのです。



brilliantideas at 21:56|PermalinkComments(0) マーケティング戦略 

What doesn't kill you make you stronger・・・

Lot of the time when we're being in our greatest pain that's Greatest path to our potential
The pain the suffering the tragedy the falling down was actually the moment of our rise and growth, and I notice that when I look and reflection on gratitude or look in hindsight it's actually the lowest point in my life that became the birth of the best.


brilliantideas at 21:15|PermalinkComments(0)

2019年06月13日

渋沢栄一 日本国近代資本主義の父

日本国 近代資本主義の父「渋沢栄一」1840-1931(91歳)
 
第一国立銀行、日本銀行のほか、東京銀行集会所、大阪銀行集会所、東京海上保険、日本郵船、日本鉄道、東京地下鉄道、東京石川島造船所、鐘淵紡績、札幌麦酒、東京瓦斯、大阪瓦斯、東京電燈、帝国ホテル、東洋紡績、日本製紙、王子製紙、太平洋セメント、清水建設、澁澤倉庫など、日本が世界の一流国の仲間入りをするために必要な企業の設立を支援。

大正5年1916年69歳引退その後は下記啓蒙活動を行い生涯日本国に尽くした。

金儲けを卑下することはないが、一方でモラルが大切だというのが彼の信念だ。“利は義に反する”というのが、幕府の御用学問とされた朱子学の教えである。それがゆえに江戸時代は“商いは下賤な業”とされたわけだが、彼は孔子が「民を富まして後に教えん」と説いていることに注目し、民衆を富ますことが君子の任務であり、「利は義に反しない」と主張した。

日本経済の急速な発展の陰で、精神面が等閑に付され始めていることに危機感を抱き始めていたからだ。道義的に正しい道を歩まねば一時的に富を築けたとしても永続性はない。〝論語と算盤〟という言葉は一見かけ離れたものを示すようだが、2つで1つなのだという彼の主張は〝道徳経済合一説〟と呼ばれ、自らその伝道者となっていく。

明治10年1877年
“択善会”という組織を立ち上げている。後の東京銀行集会所(現在の全国銀行協会)である。択善会の名前は論語述而第七に由来する。〈三人行えば必ずわが師あり〉という有名な言葉に続く、〈その善なるものを択んでこれに従い、その不善なるものはこれを改むる〉という一節から採った。いかにも論語通の渋沢らしいネーミングだ。

昭和6年(1931年)91歳死去
天寿を全うしてこの世を去った。享年91。死の3日前、おおぜい見舞客が来ていると聞いて、次のような言葉を残したという。
「長いあいだお世話になりました。私は100歳までも生きて働きたいと思っておりましたが、こんどというこんどは、もう起ち上がれそうもありません。これは病気が悪いので、私が悪いのではありません。死んだ後も私は皆さまのご事業やご健康をお守りするつもりでおりますので、どうか今後とも他人行儀にはしてくださらないようお願い申します」 (渋沢雅英著『太平洋にかける橋渋沢栄一の生涯』)


渋沢栄一1840-1931(91歳)生い立ちと業績
 
天保11年(1840年)埼玉生まれ。父・市郎右衛門は学問を好み、勤勉にして厳格。起業家精神に富み、養蚕と藍玉製造を通じて財をなし、名字帯刀を許される豪農となった。彼は息子の栄一にも、早いうちから藍の葉や藍玉の仕入れを手伝わせている。
最近の研究では、江戸幕府に“士農工商”という身分制度が敷かれていたというのは否定されつつあるようだが、右から左へ売買して利サ゛ヤを稼ぐ商行為は、農工業のような“ものづくり”よりも低く見られる傾向があったのは確かだ。その思想的背景には、商行為を〝下賤な業〟とする幕府の御用学問であった朱子学の影響があった。だが渋沢は、商売は決して〝下賤な業〟などではなく、学問同様奥深く、幅広い教養と豊かな人間力なくしては大成できないことを、身をもって体験していく。
母のエイは慈愛に満ちた心優しい女性であった。公衆浴場にハンセン病の患者が入場してきた時、他の入浴客が嫌がって逃げ出す中、彼女だけはいつに変わらぬ態度で接し、一緒に入浴していた、というような逸話も残されている。

いつの世も教育は家庭に始まる。渋沢栄一の人生と業績が、つまるところ父親の勤勉さと起業家精神、母親の高い倫理観と慈愛の心に集約されるのは、子女教育の観点からも深い示唆に富んでいる。白洲次郎の父母も同じく。

渋沢の青春は幕末の動乱期と重なる。文久元年(1861年)、21歳の時に江戸遊学を許され、儒学を当代随一の学者・海保漁村に学び、剣術を“千葉の小天狗”として知られた北辰一刀流・千葉栄次郎に学んだ。明治・大正期の指導的大実業家。一橋家に仕え、慶応3年(1867年)パリ万国博覧会(栄一27歳)に出席する徳川昭武に随行し、ヨーロッパの産業、制度を2年間見聞。明治2年(1869年)新政府に出仕し、明治4年(1871年)大蔵大丞となるが明治6年(1873年)退官して実業界に入る。第一国立銀行の総監役、頭取(栄一29歳)となったほか、王子製紙、東京瓦斯など多くの近代的企業の創立と発展に尽力した。昭和6年(1931年)没。



北康利
1960年名古屋市生まれ。東京大学法学部卒業後、富士銀行入行。資産証券化の専門家として富士証券投資戦略部長、みずほ証券財務開発部長等を歴任。2008年6月末にみずほ証券退職。本格的に作家活動に入る。『白洲次郎 占領を背負った男』で山本七平賞を受賞。

北康利氏の著書『新装版 名銀行家列伝―社会を支えた“公器”の系譜』=きんざい、2017年4月25日刊=の中から一部を抜粋・編集



brilliantideas at 04:16|PermalinkComments(0) 名言格言、座右の銘」 

2019年06月12日

白洲次郎2 ノブレスオブリージュ 教育は家庭に始まる

4年ぶりに白洲次郎を見ることに。

いつの世も教育は家庭に始まる。
前回のブログ「渋沢栄一」の人生と業績が、つまるところ父親の勤勉さと起業家精神、母親の高い倫理観と慈愛の心に集約されると同じように、白洲次郎の父母も次郎に多大な影響を与えている。傲慢で自分勝手な父親ではあったようだが、起業家精神、あの時代に次郎の英国留学を促す等、先見の明があったのだろう。そしてケンブリッジでの否定し再考する学問の教え。白洲次郎、渋沢栄一共に日本近代化の礎となった留学組の父母の教育も興味深い。

白洲次郎父
○どうせ人間はいつかは死ぬ、人間死んだら腐るだけや、思いっきり好きなことせんとしょうもないからなー
○俺はお前の傲慢さが嫌いじゃない、英国へ行け。お前の好きな英語がたくさん話せるぞ。

白洲次郎母 
○「あんたの看病日誌や、あんたは小さい頃ほんまに体が弱くてなーお医者さんが見放したこともあるんよー私はしょっちゅうここに来て、イエスさんにお願いした。何度も何度も死にかけて、それでも今こんなに元気に生きてる言うことは、神様がこの世界にあんたが必要やと思うたからや、あんたにしかで出来ん事が必ずある、負けたらあかんよ」


○ 白洲次郎は父に英国へ行けと言われ、英国へケンブリッジへ17で留学する。そこで教授に言われたこと。

教授「君たちが先週提出した論文について話したい。白洲君から始めよう、君の自己評価はどうかね?」
白洲「自信はあります。少なくても間違っていない。」
教授「白洲くん君の幻想をくじくわけではないが・・・私の意見では君の論文は評価するに値しない。私のアテンションや思慮するに値しない。文章やファンダメンタルは間違ってはいないが、私が教えたことを繰り返しているだけだ、他人の考えを鵜呑みにしてはいけない、まず否定する、そして再考することだ。私が求めるのは模範的な正解ではない、君たちのちっぽけな頭で考えぬいたことだ。それが学問というものだ。」
白洲「教授、僕はその言葉を誰かから聞きたかったのです。 」
教授「この授業が無駄にならなくて何よりだ」

白洲次郎のNHKのドラマが嘘ばかりだとあちこちで指摘されているが、確かにケンブリッジへ留学というより聴講生留学、ユダヤ商人のバックアップでどうこう・・まぁ今となっては何が本当かはわからないが素晴らしい思想に代わりははないわけで、こうありたいものです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2015年04月14日のブログより

 
白洲次郎 ノブレスオブリージュ noblesse oblige
 
「ノブレスオブリージュ noblesse oblige」“高貴なる者に課せられた義務” 

「持つ者は持たざる者に分け与える義務がある」

“正しい” という字は、 “一つのところに止まる” と書く。

人間死んだら腐るだけや、好きなようにせい!

他人の考えを鵜呑みにしてはならない。 まず否定する。そして再考することだ。

敵を作らん仕事は仕事ではない。

持てる者は、持たざる者へ与える義務がある。

高貴なる義務(ノブレス・オブリージュ)を背負っている。

俺はまだ自分の為すべき事を何もできていない。

いつか為すべき事を為す。

自由は人間の尊厳である。自由にはその分、責任が伴う。

誰が何と言おうと、僕の信念は変わりません。

戦争に負けて外交に勝った歴史がある。

我々の見据える着地点は一つ。 誇りある日本の再生。

従順ならざる唯一の日本人。

国を建て直すのに必要なのは、食い物、金、そして、プリンシプルだ。

あなたのプリンシプルは、傲慢ということですか?

“自分の原則” Principle


brilliantideas at 12:14|PermalinkComments(0)

2019年06月09日

ビジネスアイデア ランチェスター戦略 ファブレス経営

創造性を生かした商品:
ヒント、まだ世の中に無いものは、今存在するモノとモノの組み合わせ。パリで詩や絵画を学び芸術的センスを磨く。発展途上国などへ行き、人とは違う経験体験をする。

ランチェスター戦略:

小さなエリア、小さな顧客、小さな商品なんでもいいからNo.1を作ること

勝てる場所を選び、勝てる相手を選ぶ

強みに一点集中することこそがNo.1への近道 シェア26%以上

「ポイントは3つある。1.エリアを絞れ、半径1キロメートル15分以内だけ、2.商品は売れ筋、低価格の売りやすい商品、3.お客様は5~10人の中小企業だけ、大きな会社にはいくな」。

No.1への近道は、人に覚えてもらえる存在になること

ランチェスター戦略でNo.1を目指す理由はここにある。人に思い出してもらえるかどうか。

あの商品ならあの会社と覚えてもらえているかどうか。ある人の心の中の市場占有率(マインドシェア)が1位である企業や商品になると圧倒的に強くなる。

経験曲線効果(エクスペリエンス・カーブ)理論:
生産量が2倍になるごとに15-30%のコスト削減となる。
NASAの例

Aerospace 85%
Shipbuilding 80-85%
Complex machine tools for new models 75-85%
Repetitive electronics manufacturing 90-95%
Repetitive machining or punch-press operations 90-95%
Repetitive electrical operations 75-85%
Repetitive welding operations 90%
Raw materials 93-96%
Purchased Parts 85-88%


キーエンス:ファブレス 生産工場を持たない経営で粗利益83%、同じくファブレス経営のアップル40% ユニクロ50% 。キーエンスの利益率の高さは代理店を挟まないB to B コンサルタント営業。ニーズを直接引き出し商品化、お客様が節約できる金額より低い金額で賞品値決め。




brilliantideas at 17:39|PermalinkComments(0) ビジネスアイデア 

2019年06月07日

貧困とはお金がないことではなく、孤独であること。ウルグアイ大統領ームヒカ

前回のブログでは幸せと「生き甲斐について」を取り上げてみた。
TEDでも幸せについての公演がたくさんある、賃金と幸せの相対関係、幸せの脳科学的アプローチ
(セロトニン、ドーパミン、オキシトーソン)、結婚と幸せ、ハーバード等のリサーチ等々。
学術的にも経験的にも一番しっくりくるのが ムヒカ大統領の「孤独」と幸せの関係なのかもしれないと思うようになった。

そのきっかけとなったのが今回受けた手術の患者待合室での出来事。 

私が手術前に患者待機室にいた時のこと。

私の前には3名手術をする人がいるというので、待機室で2時間を過ごした。
腕にはIVそして痛み止めを飲み、意識も朦朧としている中での出来事。

病室のベッドのカーテンの向こうでナースが患者に電話をかけている。
内容は手術の日程についてと、引き取りに来る人についてだ。
麻酔を使う手術の場合、病院からの退院には付き添いが必要であり、付き添いが来れない場合はタクシーで帰宅する場合であっても手術を受けさせないという。
電話にメッセージを残された患者は恐らく、前回の会話で引き取りに来る人の都合がつかないと言ったのか引き取る人がいない模様。ナースは患者の電話にメッセージ を残した後、他のナースとゴシップ。
「手術よー手術だというのに、引き取る友達が一人もいないってありえない、手術するんだから、引き取る友達ぐらい作っておくべきよ、友達がいないってこの患者おかしいわ!・・・」 

私も数回手術をしているが、毎度引き取り手には苦労する。会社の従業員、友達、あまり上手く行っていないパートナー・・・。会社の従業員や友達には体調が悪いということを知られたくない、理由は心配されたくないからだ。前回入院したことを風の便りで聞いた友人は、わざわざ私の新居を探しに2時間も家の周りをドライブ、結局家が見つからず家に帰ったという。私は開腹手術後療養のため携帯もOFF、家の中でもカウチでテレビ三昧をしていたのでメールも電話にも気付かず。そして上手く行っていないパートナーは最悪、術後にお迎えに来てくれーと連絡をしたら、今は仕事が忙しくて行けないという。オイオイあなたの上司も部下もみんな知ってる手術でそれはないだろう。現にパートナーと同じ職場の同僚が、だったら私が行くーと電話をくれたぐらい。
その患者と私を比較するのは失礼だが、お迎えが来ないことには手術は延期となる。私が行きます!とカーテン越しに言いたかったが、私も今日は患者。ベッドの上で麻酔待ちの身。カーテン越しに電話を盗聴し、私がお迎えに行くから手術をしてあげてくださいとは言えなかった。
でもこういう人は沢山いるだろうと私は思う。
世の中から助けを必要としない地位や名誉にある人ならなおのこと。なかなかお願い出来ないものだ。
今回の手術は気のいいパートナーがいてくれてよかったが、次回いるとは限らない・・・

コミニティを持ち、伴走してくれる人を持たない事=孤独=貧困

私も貧困だけど前のブログに書いたように、白洲次郎「ノブレスオブリージュ noblesse oblige」“高貴なる者に課せられた義務” 「持つ者は持たざる者に分け与える義務がある」、ウィンストン・チャーチル「We make a living by what we get, but we make a life by what we give」「人は、他人から得ることで生活するが、与えることで人生を築く」。

皆同じ、与えて与えられる。打算ではなく、心から人に何かを与えれば、幸せになります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「世界で一番貧しい大統領」といわれる 
ホセ・ムヒカ前ウルグアイ大統領が来日し、講演、スピーチをしています。

ここで貧しい人、かわいそうな人というのはコミュニティがない人であります。すなわち同伴してくれる、一緒に生きてくれる、その人のグループであります。なぜならば、一番大きな貧困というのは孤独だからです。貧困というのはモノの問題ではありません。それはこの人生というものを共有するということが重要なのです。 

孤独でないとは、頼み、頼まれる人がいること
孤独というのは、ただまわりに人がいない、ということではありません。 
ふさわしい関係をもてる人がいない、ということです。

個人的には、お互いに助け合う関係がないと、 
近くに人がいても、孤独だな、と感じます。

 

頼み上手になるためには
頼まれたら気持ちよくやってあげたい、と思わせる人は

自分の状況を的確に伝えてくれる
自分の短所を心得ている
こちらの労力を理解している
責任感を感じることができる
という人です。

そういう頼み上手になるためには、正直さが求められます。 
裏も表もない、ということです。


頼まれ上手になるためには
この人に頼もう、と思ってもらえる人は

頼りになる (頼んで大丈夫という専門性や能力)
声をかけやすい (いつでも対応してくれる余裕が見える)
信頼できる (利用されたり、裏切られたりしない)
後腐れがない (ちゃんとした距離感を保てる)
という要素が不可欠です。

そういう頼まれ上手になるためには、信念が必要です。 
ちゃんと筋が通っている、ということです。

あなたは、助け、助けられるという人間関係をもっていますか?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「孤独が最大の貧困」

ウルグアイ前大統領・ムヒカさん講演 

孤独が最大の貧困 人生の時間尊重 世界をより良くしよう

「世界でいちばん貧しい大統領」の愛称で知られ、初来日した南米ウルグアイの前大統領、ホセ・ムヒカさんが、東京都府中市の東京外国語大で講演した。人類の未来を担う若い世代に熱く語りかけ、会場に入りきれなかった学生は屋外に設置されたモニターで話に聞き入った。講演の要旨は次の通り。

私たちが生きていることは奇跡だ。いろいろな出会いがあり、チャンスがある。人間は自分の人生を方向付けることができる。大義のために生きる―それは私たちの意志にかかっている。世界が今後どうなっていくのか。世界をより良いものにしようという意志を持ちましょう。

スーパーで物を買うことはできるが、人生の何年間かをそこで買うことはできない。あなたが何かを買うとき、それは人生の一部の時間(を使って得たお金)で払っているのだ。人生の時間を尊重しなければならない。人生を享受するための自由な時間が必要だから。

人生には愛のために多くの時間が必要であり、他者が必要だ。貧しい人というのは、コミュニティーを持たない人であり、伴走してくれる人がいない人のこと。最も大きな貧困とは孤独です。私は貧しいわけではない。単に質素が好きなだけだ。本当にやりたいことをできる自由がある。物が必要なわけではない。

文明の発達によって、素晴らしい技術が生まれた。しかしギリシャの古い哲学によれば、全ての物事には節度が必要だ。今、市場が動物のように加速度的に動いていて、コントロールできない状態になっている。

人類がこれほど大きな力を持ったことはなかった。 莫大 な軍事費を使いながら、これを止めることができない。海の汚染を知りながら、なすすべがない。何と恥ずべきことか。多くのものを浪費しながら、大切なことに目を向けてこなかった。生産性は高まったのに、分配の仕方が悪いので、わずかな人が恩恵にあずかり、多くの人が不満を抱えている。

人間は完璧な存在ではない。間違いを犯すし、矛盾も抱えている。だからこそ政治が必要だ。完璧な社会などあり得ないのだから、いかに共存できるのかを考えるのが政治であり、社会全体のことに心を砕く。

民主主義も完全ではない。社会をより良くするために闘わなければならない。特に大学で学べるチャンスを得た人には大きな責任がある。チャンスを与えられなかった人、老人や小さな子どもに対しての責任がある。

私は悲観主義者ではない。人生で最も重要なことは勝利することではなく、歩くこと。転ぶたびに起き上がることです。そして自分の意志を持って生きることです。皆さんもどうぞ、よく生きてください。

私の考えに同調してほしいとは思わない。皆さんにとって、何が重要なのかを、自分の頭で考えてほしい。

日本では希望を持ちにくくなっていると聞いた。人生を信じられるようにしてください。生きるためには希望が必要なのです。山陽新聞社抜粋

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
人が亡くなるのは息を引き取った時ではなく「忘れられたとき」


100年ほど前の世界には、しっかりと自分の価値観に従って、物事を考えることができる政治家が数多くいたと言われています。しかし、現代の政治は少しでも世の中を良くしようという政治哲学から離れ、政治家の私利私欲を満たすだけの場所になってしまっていることは、多くの人が薄々感じている事実でもあります。

アメリカの国会議員たちが所有する資産の中央値は、約1億2,000万円だと言われています。それに引き換え、世界一貧しい大統領として知られるウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領の資産は、2010年の確定申告の時点で、愛車分のわずか約22万円、2012年に妻の資産である家と土地が加わり約2,600万円にまで達しましたが、それでも前大統領の3分の1ほどの資産しかありません。(1)

資産は古いフォルクスワーゲン一台で、大統領時の給料は10万だけもらって残りはすべて寄付

ムヒカ氏が世界の代表が集まるリオ会議で語った、「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」というスピーチはあまりにも有名ですが、これは途上国のいち政治家としてのキレイごとではなく、ゲリラ活動で刑務所に13年間服役し、孤独状態の中でムヒカ氏が考えに考え抜いた一つの真っ直ぐな哲学でした。

軍事政権側から「お前の頭をおかしくしてやる」と宣告され、服役中の最初の7年間は、本に触れることも許されず、自分が叫び出すことを防ぐために、自分の口に石を詰めなければならないほど、精神的にもギリギリのところまで追い詰められたそうで、後に次のように述べています。(2)

「私は、獄中での孤立無援の状態を経験したからこそ、わずかなものしか持っていなくても幸せになれることを学んだ。」

本当の孤独を経験したからこそ、今がある

その後、ムヒカ氏は南米ではキューバのラウル・カストロ、ニカラグアのダニエル・オルテガに続く、3人目の元ゲリラ戦士の大統領として活躍し、豪華な大統領官邸には決して住まず、平均的なウルグアイ人と同等の所得で質素に暮らしながら、自らの哲学を糧に、新しいことをどんどん実行に移していきます。

政治家に関わらず、リーダーとして成功する人には、「人の話をよく聞く」という素晴らしい長所があることが挙げられますが、ムヒカ氏が実行し、国際レベルで爆発的な関心を呼んだ世界初の大麻の合法化も、もともとはムヒカ氏にとって特に関心が強い内容ではありませんでした。

豪華な大統領官邸に42人のスタッフを雇うぐらいなら、学校のためにお金を使いたい

しかし、関係者に話を聞き続けると、どれほど麻薬密売者が法律を犯し、社会のあらゆるものを破壊しようとしているかを理解し始め、大麻の密売を無くせば麻薬組織の資金源が絶たれ、犯罪が減るほか、麻薬の乱用による若者の犯罪も防止できると主張し、政府の管理下で大麻の流通を認めました。

また、世界で莫大に増え続ける軍事費については、格差解消や地球温暖化対策などに使うべきだと主張し、北朝鮮に関しては、「ミサイルに使う金で、じゃがいもを植えればどれだけ国民が喜ぶかを真剣に考えるべきだ」として次のように述べています。

金が好きな人は商売をすればいい。政治家にはなってはいけない。商売と政治を結びつけてはいけない。政治家が求めるのはお金ではなく名誉である。

政治家が求めるのはお金ではなく名誉

ビジネスにおいても、昔のように食べていくのがやっとだった人たちが、世の中の圧倒的多数を占めていた時代であれば話は別ですが、現代のように経済的に豊かになり、社会福祉もある程度整った世の中では、お金よりも名誉を重要視する人たちが増えてきており、かのスティーブ・ジョブズも「お金が目当てで会社を始めて、成功させた人は見たことがない。」と名言しています。 (3)

お金が目当てで、成功した人は見たことがない

歴史家のニール・ハウとウィリアム・ハウによれば、時代の変換のサイクルはおおよそ70年周期で起きており、日本の歴史を振り返っても寛政の改革(1787年)、明治維新(1868年)、そして終戦(1945年)と、大体70年という期間を目処に歴史が大きく動いています。

ここで重要なのは、大きな時代の変化が起こる時は、前の時代の英雄が悪者となり、出世街道にいた人たちが職を失って、今まで魅力的だと思われていた職業が、急に輝きを失うという現象が起きるということです。

例えば、明治維新前の親であれば、子供を立派な武士にするために様々な努力をし、戦前の陸軍大将は多くの子供の憧れでしたが、武士は歴史の転換点で身分を失い、陸軍大将は戦後の裁判で極悪人としてのレッテルを貼られてしまいました。(4)

歴史の転換点で前の時代のヒーローが急に輝きを失う

そして、戦後から70年を迎えた2015年、この新しい時代の転換期に武士や軍人と同じように輝きを失う人たちは、「お金=成功」という単純な図式で今まで活躍してきたビジネスマンや実業家の人たちだと、自分自身もその分野に当てはまっていた経営コンサルタントの神田昌典氏は述べており、実際、神田氏自身はそのことに気づいた2004年、中小企業約4,000社を擁する経営者倶楽部を休会することを発表しています。(5)

確かに、ライブドア・ショックや村上ファンドなどから始まり、最近でも様々な企業の不正が発覚するなど、新しい時代へのシフトが着々と進んでいます。

カリフォルニア大学ロサンゼルス校のジャレド・ダイアモンド教授が1万年以上前の人類の歴史に存在した様々な文明を分析したところ、歴史が大きなターニングポイントに差し掛かった時、生き残れるかどうかの命運を分けるのは、「引き継ぐべき価値観」と「捨てるべき価値観」を見極められたかどうかの違いであったという研究結果を出しているのも非常に興味深いところです。

2015年に輝きを失うのは、「成功=お金」という単純な図式で生きてきた経営者の人たち

「お金よりも名誉を求める」、こんなことを周りに面と向かって話せば、「何をまたカッコつけて」と言われるかもしれません。

しかし、ほんの少し前の日本では、お金よりも名誉を取ることは当たり前のことで、武士の世界では、名誉に反し自分の名を汚すことは、自分だけではなく、子孫の代まで語り継がれる恥であると考えられていたため、名誉に反する行為は、腹を切って世間にわびなければならないほど重大なことでした。

ムヒカ氏はひと目で大統領専用車だとわかる車にすら乗ることを拒みましたが、50年以上に渡り対立を続けてきた米国とキューバの国交回復の中心的な役割を果たすなど、人々に感謝され、自分にとって名誉だと感じられることは、次々と行動に移していきます。

人々に感謝され、自分にとって名誉だと感じられること

そんなムヒカ氏は、日本人に対して次のように語りかけます。
やってることを楽しんでいれば幸せ。それが労働でなはなく、それが幸せだからです。働くことは必要、それが好きなことなら精一杯やればよい。ひとつ忘れて欲しくないこと。必ず“何か”を残しなさい。残す。無駄をやめて“何か”を残す。何か少し価値のあるものを残す。必ず残す。

「誰もが働かなくてはいけない。働くことは必要である。必ず何かを残しなさい。無駄をやめて何かを残す。それが社会のためになり周りの幸せにつながる。何か少し価値のあるものを必ず残す。周りも幸せでないといけない。金だけじゃない。愛情や生きる喜びがある。」

これは恐らく、ビジネスの世界も同じことで、お金の成果主義ではなく、「名誉の成果主義」という概念があっても良いのではないでしょうか。臨床心理学者のフレデリック・ハーズバーグはお金は前向きなモチベーションをもたらす「動機づけ要因」ではなく、不足すると不満につながる「衛生要因」に分類していますが、給料などの収入はすぐそれが当たり前になってしまい、基本的にモチベーションは長続きすることはないようです。

必ず“何か”を残しなさい。分かりましたか? 必ず残すのです。

世の中の大半の人々はより多くのお金を得るために、長い時間を労働に費やし、得たお金で自分にとって大して重要ではないもの購入し、世界の寿命をどんどん縮めています。

ムヒカ氏は自己崩壊しつつある世界に対し、1秒たりとも立ち止まって考えない人たちに向けて不満を漏らし、彼を有名にしたリオ会議のスピーチを聞いて感動したという人たちに向けて次のように述べました。(5)

「皆私のリオでのスピーチに感動したと言うが、あそこで言ったことは悲観的な内容なんだぞ!」

「ランプを百年使い続けられるのならば、どんなものでももっと耐久性を持たせることができるはずだ。いや、何も洞窟時代に戻るべきだと言っているのではない。企業の利益にも意味を持たせることが大切なんだ。」

次の世代に“何か”を残し、それを企業の利益と直結させる

名誉とお金、ビジネスをする人にとっては、ほぼイコールの関係なのかもしれません。しかし、当たり前のことかもしれませんが、たかが金持ちなど、その本人が死んでしまえば、すぐ忘れられてしまいます。

そう言った意味で、人が本当に死ぬ時というのは、息を引きとった時ではなく、「人々に忘れられた時」なのかもしれません。

だからムヒカ氏は「必ず“何か”を残しなさい」と繰り返し言っているのでしょう。ずっと、ずっと忘れられないために。

人が亡くなるのは息を引き取った時ではなく「忘れられたとき」ワールドユーニュース抜粋


brilliantideas at 10:51|PermalinkComments(0) 名言格言、座右の銘」 

お金を稼ぐ事が幸せの時代から、好きなことをし生き甲斐を持って人生を送る幸せの時代へ 脳科学的幸福アプローチ

日本人が長寿で幸せである秘密は ”生き甲斐”

リタイアするのではなく、生涯現役で毎朝起きるのが楽しみな"生き甲斐"を持つことが
幸せ長寿の秘訣であるという。

小さな100の喜びで1日を繋ぐことの大切さ ←は茂木さんの提唱する幸せ論、動画です。

お金を稼ぐ事だけが幸せの時代から、世界一貧乏なムヒカ大統領のスピーチにあるように
「貧乏な人とは、少ししか物を持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことです・・・私たちは発展するために生まれてきているわけではありません。幸せになるためにこの地球へやってきたのです。なのに、今は発展のため、グローバル化によって、人類はこの消費社会にコントロールされているのです。」

 
足るを知り、好きなことをし、全ての人が生き甲斐を持って毎日を過ごすこと。
効率や利益の追求とは異なる、日本人独特な幸福の追求をする時が来たのかもしれません。

参考になるのが、日本が一番幸福であった江戸時代のような生き方Japan On the Globe 国際派日本人養成講座抜粋
 
”1.「彼らは皆よく肥え、身なりもよく、幸福そうである」
 黒船によって武力でむりやり日本を開国させたアメリカが、初代駐日公使として送り込んだのが、タウンゼント・ハリスだった。ハリスは安政4(1857)年11月、初めての江戸入りをすべく、下田の領事館を立った。東海道を上って神奈川宿を過ぎると、見物人が増えてきた。その日の日記に、彼はこう書いている。
__________
 彼らは皆よく肥え、身なりもよく、幸福そうである。一見したところ、富者も貧者もない。----これが恐らく人民の本当の姿というものだろう。私は時として、日本を開国して外国の影響を受けさせることが、果たしてこの人々の普遍的な幸福を増進する所以であるかどうか、疑わしくなる。

 私は質素と正直の黄金時代を、いずれの国におけるよりも多く日本において見出す。生命と財産の安全、全般の人々の質素と満足とは、現在の日本の顕著な姿であるように思われる。[1,p121]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ハリス江戸入りの当日、品川から宿所である九段阪下の蕃書調所までの間に、本人の推定では18万5千人もの見物人が集まったという。その日もこう書いている。
__________
 人々はいずれも、さっぱりしたよい身なりをし、栄養も良さそうだった。実際、私は日本に来てから、汚い貧乏人をまだ一度も見ていない。[1,p121]これが本質的な幸せなのかもしれません。”

脳科学的にも物質的な幸せは7日から3ヶ月しか続きません。
結婚しても得られる幸福が継続する期間は3ヶ月から3年が良いところ。
発展、繁栄を追い求める今の世界が、全ての人を幸せにすることができるのでしょうか。
足るを知る、江戸時代の日本を調べてみると思わぬ発見があるかもしれません。
下記は脳科学者茂木さんの Ikigai 生き甲斐に対するArticleです。 


<This Japanese secret to a longer and happier life is gaining attention from millions around the world>

In Japan, the secret to living a longer, happier and more fulfilled life can be summed up in one word: Ikigai.

In Japanese, iki means “to live” and gai means “reason” — in other words, your reason to live. This ideology dates to the Heian period (A.D. 794 to 1185), but only in the past decade has it gained attention from millions around the world.

The ikigai way of life is especially prominent Okinawa, in a group of islands south of mainland Japan. (It has also been nicknamed the “Land of Immortals” because it has among the longest lifespans and highest rates of centenarians in the world.)

‘The reason for which you wake up in the morning’
In a 2009 TED talk called “How to Live to Be 100+,” award-winning journalist Dan Buettner explores the lifestyle traits of five places in the world where people live the longest. Of all the “blue zones,” as Buettner defines them, Okinawans have the highest life expectancy. (The video has since been viewed close to four million times.)

“In America, we divide our adult life into two categories: Our work life and our retirement life,” he says. “In Okinawa, there isn’t even a word for retirement. Instead there’s simply ‘ikigai,’ which essentially means ‘the reason for which you wake up in the morning.’”

Buettner cites the ikigai of several Okinawans: For a 101-year-old fisherman, it was catching fish for his family three times a week; for a 102-year-old woman, it was holding her tiny great-great-great-granddaughter (which she said was “like leaping into heaven”); for a 102-year-old karate master, it was teaching martial arts.


Woven together, these simple life values give clues as to what constitutes the very essence of ikigai: A sense of purpose, meaning and motivation in life.

The health benefits of ikigai
For years, researchers have tried to find the reasons behind a long and healthy life. While the answer is likely a mix of good genes, diet and exercise, studies have suggested that finding meaning in life is also a key component.

In a 2008 study from Tohoku University, researchers analyzed data from more than 50,000 participants (ages 40 to 79) and found that those who reported having ikigai in their lives had reduced risks of cardiovascular diseases and lower mortality rates. Put another way, 95% of respondents who had ikigai were still alive seven years after the initial survey compared to the 83% who didn’t.

It’s impossible to tell whether ikigai guarantees longevity in life through this single study, but the findings suggest that having a sense of purpose can encourage one to build a happy and active life.

Finding your inner ikigai
There’s no single way to find your ikigai, but you can start by asking a few simple questions: What makes you happy? What are you good at? What (and who) do you value? What motivates you to get up in the morning?

Finding your ikigai will take time. The secret, I often tell people, is to learn the five core pillars of ikigai (which I discuss in my book, “Awakening Your Ikigai”). By applying these pillars to your life, you can allow your inner ikigai to flourish.

1. Starting small

Starting small and executing every step with care is the very ethos of this pillar — and it applies to everything you do in life.

Artisanal farmers, for example, devote all their time and effort into creating the best and tastiest produce. They get the soil right. They prune and water their produce with care. Their sense of starting small propels them to go incredible lengths.

2. Releasing yourself

When you release yourself, you’re able to let go of your obsessions and see things that matter to you in a more clear and positive light.

Practicing self-acceptance is vital to this pillar — and yet, it’s also one of the most difficult tasks we face in our lives. But if you can overcome this obstacle and be happy with who you are, it can be an incredibly rewarding experience.

3. Harmony and sustainability

You can’t achieve your goals if you’re constantly fighting with the people around you. Cultivating — and maintaining — a sense of community will provide you with a strong support system to carry you through life’s most challenging moments.

4. The joy of small things

Finding joy in the small things — the morning air, a cup of coffee or the ray of sunshine — should be part of what motivates you to get up each morning.

In high school, I would take the same 6:20 a.m. train to class every day. The sight the same familiar faces enjoying a game of shogi (Japanese chess) always gave me immense joy.

5. Being in the here and now

This pillar is perhaps the most profound. To be in the here and now, it’s important to focus on the present and practice mindfulness every day.

Many sumo wrestlers testify that being in the here and now is absolutely necessary in preparing for and fighting in a bout. They claim that immersing themselves in the present helps sustain their state of mind for optimum performance.

Ken Mogi is a neuroscientist, best-selling author and lecturer based in Tokyo, Japan. He has published more than 30 papers on cognitive neuroscience. Ken’s books on popular science and secrets to longevity have sold nearly one million copies. “Awakening Your Ikigai ” is his first book in English.



brilliantideas at 07:12|PermalinkComments(0) 名言格言、座右の銘」 
ギャラリー