アメリカの借金についてどう思うか?と聞かれたバフェットの回答。
 
22トリリオンドルのアメリカの借金。低金利政策に続き、国債発行を続けているにも関わらず、インフレーション率はコントロールされている、経済学的にはありえない事だが、それが続いている。
経済の先行きを予測してお金持ちになった人はいない、フォーブスの長者番付を見てもわかるだろう。

となかなかその通り。経済学では説明のできないことが起きている上、インフレも抑えられている中、経済予測をしてなんの得になろうか・・と言ったところw

経済大国、日本、中国、アメリカで起きている同じ現象。借金が増えても金利が上がらない、インフレも起きない。それは稼ぐ力が強いことを意味している上、国債を超低金利でも納得して購入する自国民がいる。アルゼンチンやベネズエラでハイパーインフレが起きている理由は、稼ぐ力が弱いので国債の金利が高くなってしまうからだ。問題はそのような国が増え続けたとしたら、世界経済に影響が出てくる。ユーロ圏もギリシャ、イタリアが国債を発行し続けている、問題をユーロ圏内の国でカバーし合う体制が構築されれば世界経済に影響はしないが、もしされずイギリスのようにイタリアまでユーロから出る場合は火薬庫となり得るのかもしれない。

バフェットの言うように、経済を先読みして何の得になろうか?それよりも 株価の安いお買い得な会社を探して投資した方が良い。私は経済の先行きを見通して会社を買ったことはない!

さすがバフェットさんとマンガーさん、賢者の知恵拝借。。。