サトシナカモトの論文から10年、100年続くリーマンが潰れたリーマンショックの翌年ビットコインが生まれた。日本でも 通貨名が仮想通貨から暗号資産へ法案閣議決定され、仮想通貨数千のうち取引高10位の中から金融機関で取り扱い可能通貨が選ばれていくと思われる。
さらに先日とあるカナダ大手銀行の友人より、ビットコインを銀行が扱おうとしているとの話、私のところにもストレージやトレーディングについての聞き取りがあった。
世界中で各国が紙幣を印刷しまくり国債を発行して経済を維持している中、超低金利、さらにマイナス金利が定着、金あまりで不動産価格が上昇、高止まり、ついに下落方向のサイクルに入り、 株価も危険水域。ビジネスが利益を生んでいない中、株価が上昇づつけると言う歪な経済の仕組みの限界点が見えてきている。
政府担当の商業不動産アソシエーション会長の友人曰く、商業不動産の取引はQ1,Q2と下落している、住居用不動産マーケットも数件購入した中国人が倒産、そのような物件がマーケットに流れ出し始めていると言う。香港からの脱出組が購入をしているが、その数量がどの程度このマーケットに影響をするかと言えば、政府の課税政策もある中 懐疑的。不動産価格下落の波は6ヶ月から1年以内に起きるのではないか・・とは言え、富裕層は流動資産を増やし現金化しているので、チャンスがあればすぐに飛びつく、売り手と買い手のバランスが崩れた時が狙い目!?

ダブついた紙幣の投資先 不動産価格下落、株価高・・となればビットコインは投資先ではなく、価値の落ちる紙幣の逃避先として選ばれるのかもしれない。