ドイツのドキュメンタリー.

プライベートバンクは100ドルを政府に預けることで10000ドルを顧客に貸し出す。
プライベートバンクは100ドルを原資に、クリックするだけで100倍の電子マネーを貸し出すことができる。つまり担保ゼロで顧客から金利を受け取り利益確定。さらなる貸し出しを行う。
この紙幣を印刷する必要もない電子マネーにレギュレーションはなく、100ドルさえ預ければ無限に電子マネーを貸し出すことが出来る。打ち出の小槌を持ったプライベートバンクが世界の不動産と株の上昇を招いている。担保とする預金を必要としなくなってしまった為、預金金利が0またはマイナスとなる不思議な現象が起きている。
この打ち出の小槌を止めなければ、貧富の差はさらに開き、世の中の不均衡はやがて大きな問題となる。
問題はいつ?である。このまま超低金利が続くならば、借りれるだけ借りて投資しなければ、世界に置いてきぼり、物価は上がり、家賃は上がり、給与は増えず、貧乏。借りて投資すれば、株価は上がり、不動産は上がり、人並みの生活、しかし世界恐慌でも来れば破産。どちらを選んでも茨の道。


How the rich get richer-money in the world economy